京
小档案
京(きょう、2月16日 - )は京都府出身のロックミュージシャン、ボーカリスト、作詞家、ロックバンドDIR EN GREYのメンバー。血液型B型。
小简介
地声(ミックスボイス含む)での音域は、lowE(E2)〜hihiA(A5)(3オクターブ強)であり、インディーズ当時より1オクターブも広がっている(ホイッスルボイスの最高音はhihihiC(C7))。一般成人男性の地声の平均声域はlowG(G2)〜mid2G(G4)(2オクターブ)程度であることから比較すると、一般人よりもかなり幅広い声域を持つ。
様々な歌唱法を使用しており、前面に押し出したビブラートや非常に高い音域のファルセット、ガテラルボイス、グロウルボイス、シャウト、スクリーム、ホイッスルボイス(悲鳴)などを多用する。
ヴォーカルスタイルについて京自身は、「感情で歌うタイプなのでピッチがどうとかは気にしていない。自分以上に感情を込めて歌える人がいたら見てみたい。」と語っている。
ワイアレスのマイクは使わずシールドのものを使用している。理由としてはパフォーマンスを行う際にマイクを首に回せば一瞬にして両手でアクションがとれるということ、ワイアレスでは放りそうで不安なこと等を挙げている。
DIR EN GREYの作詞は全て例外無く京が行っている。
作詞のスタイルとしては歌詞の書き溜めはせず、まず曲を聴きそこからイメージを広げながら作詞をしている。
初期の頃は人工中絶や虐待、屍姦などといったエロやグロテスクな表現が多く見られた。アルバム「VULGAR」以降は、生と死、戦争、人間の心の闇やエゴイズム等、精神的な事象を題材とした歌詞を書くことが多い。
また、初期から一環して悲観的で重く「痛み」や「悲しみ」を表現する歌詞を書いてきたが、それに関して京自身は「僕自身がヘヴィなことを考えている訳ではなく、世間一般にはソフトで受け入れ易いハッピーエンドな歌詞が多いが、実際の世の中にはヘヴィな事の方が多くあって、日本はそういうものを隠したがる傾向がある。そうした本来なら誰もが持っているが隠したがり誰も書かない様な事を表現する人間がいてもいい。普通の歌詞を書いていても新しいものは出来ないし、他のアーティストも既にやっている事。何より自分自身そういうものに興味がない。」と語っている。
詞の主体は日本語と英語。近年は英文のみを使用した歌詞も多々見られる。また、時には様々な専門用語を使用することもあり、「ドグマ」等の宗教用語、梵語、難解漢字、「ドグラ・マグラ」等の名詞単語等も使用している。極一部だがドイツ語やロシア語、ヒンディー語等の多国語も見られる。
独特な擬声語も使用する。例を挙げると「ガラガラキリガラ(逆上堪能ケロイドミルク)」「ザラリグラリ(DOZING GREEN)」等。また、近年ではあまり見られないが過去には様々な当て字も使用しており、「褻世羅怪良気良(ケセラケラケラ)(羅刹国)」「mad yet kool(麻薬)薔薇薔薇(バラバラ)(蜜と唾)」等が挙げられる。
抽象的で独特な歌詞回しの為難解なものが多い。詞の内容に関しては「解釈は聞き手に任せる」というスタンスを取っている。曰く「読み終わった時に自分に問い掛けられるようなものになればなと。」「(歌詞を読み終わった後に)個人個人で何が残るか、ある意味そこは任せている。」「絵のように感じ取ってもらえたら分かってもらえるんじゃないかな。」と語っている。
近年雑誌のインタビューでは歌詞を「歌詩」と表記している。
DIR EN GREYでは他のメンバーと同様、作曲も行っている。
『VULGAR』以降の作品はメンバー共同の為、全ての作曲クレジットがバンド名に統一されたが、それ以前の単独作曲は『MISSA』収録の『「S」』、『鬼葬』収録の『The Domestic Fucker Family』、『six Ugly』収録の『HADES』などが挙げられる。
また『改-KAI-』収録の『【KR】cube −K.K. Vomit Mix−』、シングルc/w曲である『embryo ウテウテブギウギ哀歌 エレジー』(Dieとの共作)、『24個シリンダー 〜GRENADE LUNCH MIX〜16キップリミックス』(Shinyaとの共作)等のリミックスも手がけた。
かつてはハードメイクに派手なステージングや衣装で、所謂ヴィジュアル系ミュージシャンとして活動していた京だが、近年はメイクを落としadidasのジャージやBACKLASHのレザー等の私服をそのままステージで着用している。
近年のこの傾向について、京は雑誌GiGSにおいて「(近年、海外でブームになっている)日本のアニメとかには絶対に乗っかりたくないし、向こうでも活動しているのを知っている日本人からは、ヴィジュアル系だからだろとか、アニメだろとか、そういう風にもよく言われるんですけど。いや、そこは違う(海外での活動における成果は、ジャパニメーション人気や、その延長線上のヴィジュアル系ブームの影響ではない)って。」と語っている。
大事件
1995年上旬、Visun、Masquradeなどのバンドを経てLa:Sadie's結成。
1997年1月15日、大阪a.m.HALLのLIVEにてLa:Sadie's解散。
同年、大阪にてロックバンドDIR EN GREYを結成。
1999年1月20日、「残-ZAN-」「ゆらめき」「アクロの丘」のシングル3枚同時リリースでメジャーデビュー。
2000年3月20日、ファッションブランド「BA-TSU」とのコラボイベントをラフォーレ原宿にて開催。
2001年8月31日、詩集「自虐、斂葬腐乱シネマ」発行。また「第三帝國楽団」としてソロCDを付属。
2004年12月3日、詩集「前略、お元気ですか。最果ての地より名も無き君に愛をこめて…」発行。「腐乱シネマ帝國楽団」としてソロCDを付属。
2004年12月27日から31日、ギャラリーハセガワにて個展を開催。
2005年以降は、日本国内に留まらず海外での活動も活発化している。
京(きょう、2月16日 - )は京都府出身のロックミュージシャン、ボーカリスト、作詞家、ロックバンドDIR EN GREYのメンバー。血液型B型。
小简介
地声(ミックスボイス含む)での音域は、lowE(E2)〜hihiA(A5)(3オクターブ強)であり、インディーズ当時より1オクターブも広がっている(ホイッスルボイスの最高音はhihihiC(C7))。一般成人男性の地声の平均声域はlowG(G2)〜mid2G(G4)(2オクターブ)程度であることから比較すると、一般人よりもかなり幅広い声域を持つ。
様々な歌唱法を使用しており、前面に押し出したビブラートや非常に高い音域のファルセット、ガテラルボイス、グロウルボイス、シャウト、スクリーム、ホイッスルボイス(悲鳴)などを多用する。
ヴォーカルスタイルについて京自身は、「感情で歌うタイプなのでピッチがどうとかは気にしていない。自分以上に感情を込めて歌える人がいたら見てみたい。」と語っている。
ワイアレスのマイクは使わずシールドのものを使用している。理由としてはパフォーマンスを行う際にマイクを首に回せば一瞬にして両手でアクションがとれるということ、ワイアレスでは放りそうで不安なこと等を挙げている。
DIR EN GREYの作詞は全て例外無く京が行っている。
作詞のスタイルとしては歌詞の書き溜めはせず、まず曲を聴きそこからイメージを広げながら作詞をしている。
初期の頃は人工中絶や虐待、屍姦などといったエロやグロテスクな表現が多く見られた。アルバム「VULGAR」以降は、生と死、戦争、人間の心の闇やエゴイズム等、精神的な事象を題材とした歌詞を書くことが多い。
また、初期から一環して悲観的で重く「痛み」や「悲しみ」を表現する歌詞を書いてきたが、それに関して京自身は「僕自身がヘヴィなことを考えている訳ではなく、世間一般にはソフトで受け入れ易いハッピーエンドな歌詞が多いが、実際の世の中にはヘヴィな事の方が多くあって、日本はそういうものを隠したがる傾向がある。そうした本来なら誰もが持っているが隠したがり誰も書かない様な事を表現する人間がいてもいい。普通の歌詞を書いていても新しいものは出来ないし、他のアーティストも既にやっている事。何より自分自身そういうものに興味がない。」と語っている。
詞の主体は日本語と英語。近年は英文のみを使用した歌詞も多々見られる。また、時には様々な専門用語を使用することもあり、「ドグマ」等の宗教用語、梵語、難解漢字、「ドグラ・マグラ」等の名詞単語等も使用している。極一部だがドイツ語やロシア語、ヒンディー語等の多国語も見られる。
独特な擬声語も使用する。例を挙げると「ガラガラキリガラ(逆上堪能ケロイドミルク)」「ザラリグラリ(DOZING GREEN)」等。また、近年ではあまり見られないが過去には様々な当て字も使用しており、「褻世羅怪良気良(ケセラケラケラ)(羅刹国)」「mad yet kool(麻薬)薔薇薔薇(バラバラ)(蜜と唾)」等が挙げられる。
抽象的で独特な歌詞回しの為難解なものが多い。詞の内容に関しては「解釈は聞き手に任せる」というスタンスを取っている。曰く「読み終わった時に自分に問い掛けられるようなものになればなと。」「(歌詞を読み終わった後に)個人個人で何が残るか、ある意味そこは任せている。」「絵のように感じ取ってもらえたら分かってもらえるんじゃないかな。」と語っている。
近年雑誌のインタビューでは歌詞を「歌詩」と表記している。
DIR EN GREYでは他のメンバーと同様、作曲も行っている。
『VULGAR』以降の作品はメンバー共同の為、全ての作曲クレジットがバンド名に統一されたが、それ以前の単独作曲は『MISSA』収録の『「S」』、『鬼葬』収録の『The Domestic Fucker Family』、『six Ugly』収録の『HADES』などが挙げられる。
また『改-KAI-』収録の『【KR】cube −K.K. Vomit Mix−』、シングルc/w曲である『embryo ウテウテブギウギ哀歌 エレジー』(Dieとの共作)、『24個シリンダー 〜GRENADE LUNCH MIX〜16キップリミックス』(Shinyaとの共作)等のリミックスも手がけた。
かつてはハードメイクに派手なステージングや衣装で、所謂ヴィジュアル系ミュージシャンとして活動していた京だが、近年はメイクを落としadidasのジャージやBACKLASHのレザー等の私服をそのままステージで着用している。
近年のこの傾向について、京は雑誌GiGSにおいて「(近年、海外でブームになっている)日本のアニメとかには絶対に乗っかりたくないし、向こうでも活動しているのを知っている日本人からは、ヴィジュアル系だからだろとか、アニメだろとか、そういう風にもよく言われるんですけど。いや、そこは違う(海外での活動における成果は、ジャパニメーション人気や、その延長線上のヴィジュアル系ブームの影響ではない)って。」と語っている。
大事件
1995年上旬、Visun、Masquradeなどのバンドを経てLa:Sadie's結成。
1997年1月15日、大阪a.m.HALLのLIVEにてLa:Sadie's解散。
同年、大阪にてロックバンドDIR EN GREYを結成。
1999年1月20日、「残-ZAN-」「ゆらめき」「アクロの丘」のシングル3枚同時リリースでメジャーデビュー。
2000年3月20日、ファッションブランド「BA-TSU」とのコラボイベントをラフォーレ原宿にて開催。
2001年8月31日、詩集「自虐、斂葬腐乱シネマ」発行。また「第三帝國楽団」としてソロCDを付属。
2004年12月3日、詩集「前略、お元気ですか。最果ての地より名も無き君に愛をこめて…」発行。「腐乱シネマ帝國楽団」としてソロCDを付属。
2004年12月27日から31日、ギャラリーハセガワにて個展を開催。
2005年以降は、日本国内に留まらず海外での活動も活発化している。
單曲