[ti:テノヒラ]
[ar:近畿小子]
[al:F Album]

[offset:500]
[00:00.60]汗ばむくらいに強く握る
[00:07.80]不揃いの手のひらを重ねる時
[00:16.29]通りすぎる あの日の匂いが 立昇る
[00:28.25]しらけた公園の ベンチに座る
[00:34.97]頼りなく寄り添った 僕等の影
[00:43.38]涙もろく 強がりな君を 守るのがやっとだった
[00:57.94]淀んだ水に揺れる波紋のように
[01:04.75]遠くどこまでも行けたなら
[01:12.16]そのうち僕等 きっと壊れてしまいそうで
[01:19.78]声にならぬ想いにも気付いてる
[01:25.69]眩暈にすら似た 愛しさの狭間で
[01:32.28]身体にタマシイに 切なさが押し寄せる
[01:39.28]同じ空気を 感じることや
[01:45.75]ぎこちないオヤスミや 重なる手のひらが
[01:52.28]心に染みわたるように 二人に残りますように
[02:07.16]見慣れた景色も違って映る 清らかな春の風
[02:21.28]夏の大空 秋の夕暮れ
[02:28.19]伸びてゆく影に 冬の足音を聞いた
[02:40.09]凍てつく道に咲いた 花のように
[02:46.09]そっと そよ風を待ち焦がれて
[02:53.87]街中誰もが きっと軋んだ胸を抱え
[03:01.00]無口なまま泣くのを こらえてる
[03:07.16]闇に彷徨い 戸惑う世界に
[03:13.69]矛盾や雨の日が 悲しみを連れてくる
[03:20.67]夜の終わりに 優しさ持ちよれば
[03:27.13]伝わるぬくもりで 明日も戦える
[03:34.04]陽射しが溢れてくように 
[03:40.75]優しく包まれるように
[03:50.06]
[03:59.69]眩暈にすら似た 愛しさの狭間で
[04:06.09]身体にタマシイに 切なさが押し寄せる
[04:13.15]同じ空気を 感じることや
[04:19.56]ぎこちないオヤスミや 重なる手のひらが
[04:26.47]心に染みわたるように 
[04:33.28]二人に残りますように
[04:43.47]end~~