[00:25.90]放課後に辿り着いてしまう
[00:29.13]深い眠りが
[00:31.70]覚めない様にずっと逃げ回っていたのに
[00:37.31]
[00:39.54]黄昏に浸る教室が
[00:42.65]焼き付いた少年に
[00:45.41]告げた別れと後悔の焼香
[00:49.95]
[00:50.15]いつから間違っていたんだ
[00:51.81]いつから取り残されていた
[00:53.54]どうして言ってくれなかった
[00:55.15]こうなるって
[00:56.74]
[00:57.02]死ぬ才能すら無いまま凍り付いた
[01:02.84]夢じゃないもの
[01:05.51]
[01:06.88]切り取った青春で愛を歌う救済と憐憫の少女
[01:10.33]ありふれた風景でこうも笑いながら
[01:13.71]間違った人生に害を穿つSuicide Envyの教祖
[01:17.17]輝いた鏡面に僕を描いてしまう
[01:20.58]感情と本能を境界する万象の濫觴の焦土
[01:24.03]氷獄を光明で射す雲海の向こうには
[01:27.48]心拍と瞳孔以外に人である証明をくれた少女
[01:30.87]冷え切った今生は畏怖を描いてしまう
[01:34.47]
[01:45.22]自分だけがこの毎日に怯えてるんだって
[01:51.10]自惚れて目を塞いだ
[01:54.43]
[01:54.96]暗転した視界は聴覚に頼った
[01:57.18]罵詈雑言嘲笑は鮮明に
[01:58.93]差し伸べられた手は見えなくなった
[02:02.24]違法文学のソルフェージュと陰謀論
[02:04.17]お前を包丁で刺した妄想
[02:06.36]どれもリアルだった
[02:12.05]
[02:15.02]顔も既に無く
[02:29.78]予鈴
[02:36.42]
[02:36.43]気付けばまた座っていた
[02:43.23]何も変われない心を
[02:50.04]繰り返したこの日を
[02:55.04]もう終わりにしなくちゃ
[03:01.52]
[03:05.48]絵に描いた青春を愛と謳う救済と憐憫の表層
[03:09.07]純朴な風景だけを選びながら
[03:12.43]間違ってなんて無いよって笑う真実の顕現の少女
[03:15.90]残酷な透明が僕を拒んでしまう
[03:19.36]辺獄の囚人に刑を下す現実と妄想の脳漿
[03:22.70]モンタージュとなって人格も無いまま
[03:26.16]敗走の誘惑を撒いて踊る改竄と偶像の抱擁
[03:29.56]今日はさよならを言うために来たんだ
[03:32.85]
[03:33.11]切り取った青春で愛を歌う救済と憐憫の象徴
[03:36.43]木造の校舎はよく燃えるだろうな
[03:39.93]心拍と瞳孔以外に人である証明をくれた少女
[03:43.33]澄み切った輪郭は黒く焼け消えた
[03:46.79]切り裂いた永遠と今日を繋いでいるのは自分だけだった
[03:50.17]そんな当たり前の事が怖くて
[03:53.63]懸命な延命で輪廻を成す業病と少年と少女
[03:57.01]冷え切った今生のIFを描いていた
[04:00.46]描いてしまっていた
[04:06.04]
[04:08.31]さよなら
[04:12.46]また会える日まで
[04:16.21]